集客力がアップする飲食店の看板の特徴について | 看板の役割も紹介!
飲食店開業時には、お店の顔となる看板の設置が必要不可欠となります。お店の雰囲気やコンセプトにあわせつつ、集客につながるデザインとはどのようなものかイメージがわかない方も多いことでしょう。
そこで、今回の記事では看板の役割や種類、販促ツールとしてのポイントを紹介していくので、参考にしてみてください。
飲食店における看板の役割
飲食店が設置する看板の役割は、大きく3つに分けられます。
飲食店の場所を知らせる
初めてくるお客さんにお店を見つけてもらう、繁華街など他の飲食店が混在する地域でお店の存在を知らせるためには看板が必要です。
たとえ分かりやすい場所にお店があったとしても、看板が出ていないと住所だけではお店の場所が正確には分かりません。
また、場所が分かったとしても、自分が探しているお店だと確信できないため、入店をためらう可能性があります。そのため、看板を設置することによって、お店を見つけられるようにする役割があります。
お客さんの興味を集める
看板の種類によっては、お店の料理ジャンル、メニュー内容など店名以外の情報を伝えることができるため、お客さんのニーズに合ったお店であることをアピールすることができます。
お店に入らなくても、お客さんに好みのお店であることが伝わると、もともと来店する予定のなかったお客さんを取り込める可能性が広がります。
提供しているものを紹介する
店内で提供している料理のジャンル、日替わりやおすすめメニューなど様々な情報を看板でアピールすることが可能です。
料理の内容などが具体的にイメージしやすくなると、お客さんが入店する際の判断材料が増えるので、より集客効果を期待できます。
飲食店におすすめの看板の種類
看板は数多くの種類があり、使用目的に合わせて形を選択する必要があります。実際にどのような種類の看板があるのか見ていきましょう。
ファサード看板
お店の入り口真上部分(ファザード)に付ける看板のことで、入り口に大きく掲げられるので、お店の顔としての役割を果たします。
最も目立つところに設置されるため、お店の名前やロゴを掲載する場合が多いです。プレート看板や、電飾を内蔵した看板で他店との差別化を図るお店も少なくありません。
壁面看板
お店の壁面に取り付けるタイプの看板です。建物の構造などによってファザード看板を設置することが難しい場合に、多く取り入れられています。
もちろん、ファザード看板と壁面看板を両方設置し、宣伝力を高めることもできます。プラスチック製で看板の中にライトが入っている内灯式のものと、外側にとりつけたライトで照らす外灯式があります。
スタンド看板
路上に設置する置き型の看板のことです。建物の作りによって、壁に設定するタイプの看板を取り付けられない場合は、店舗敷地内の入り口付近や、歩道に設置します。
黒板やホワイトボードを使って、ランチメニューの紹介、写真の掲示、得意メニューを記載し、お客さんの目を惹く工夫に取り組むお店もあります。看板にチラシを設置し、自由に持ち帰ってもらうなど、アレンジしやすい看板です。
時間帯や曜日ごとに、お店の前を通る客層に合わせて掲示する内容を変えると、より幅広い層にお店の魅力をアピールすることが可能なだけでなく、視線を上げなくても自然に目に入るメリットもあります。
ウィンドウ看板
お店の窓に貼り付けるポスタータイプの看板のことです。
窓を有効スペースとして活用し、お客さんにアピールする方法で、カッティングシートで切り抜いた文字を貼るものと、ポスターで1つの文章をつくるものがあります。
ウインドウ看板は、特に空中階のお店のおすすめの看板です。窓にはシンプルにロゴと店名を表示し、店舗の大きな窓を活用して、あえて店内を見せるアイディアもオシャレですね。
看板を作るときのポイント
売れるお店の看板にはいくつかの共通点があるので、紹介していきます。
飲食店の雰囲気が伝わるデザインにする
繁華街などライバル店が多い地域では、特に他店との差別化が大切になります。それと同時に、多くのお客さんは業態や、客層などお店の雰囲気によって入店するかどうかを判断するので、看板からお店の雰囲気を伝えていきます。
雰囲気が伝わる看板を設置することができれば、お店の入口から、気軽に入りやすい環境を作り上げることができるのです。
通行人が気づく場所に設置する
看板のデザインがどれだけ優れていても、お客さんに気付いてもらえなければ意味がありません。
立地によっては、看板が設定できる場所が限られている場合もありますが可能な限り目立つ場所に設置するようにしましょう。
外壁に設置する看板とスタンド看板を併用するなど、よりお客さんの目に入りように工夫することも有効です。
時間帯ごとに通行人の流れや動線を分析し、最も目に入る位置を探すと目につきやすくなります。また、営業時間や入り口の場所が分かりやすくなると、お客さんが安心してお店に入ることができます。
視認性の高いデザインにする
視認性を高めるとは、簡単に言うと「どれだけ見やすいか」ということです。お客さんはわざわざ足を止めてお店の看板を見てくれるわけではありません。
そのため、一目でお店の存在が分かることが大事です。お店の特徴や、お客さんが求める情報をシンプルかつ目を惹く形でデザインしましょう。
また、お店の名前も誰でも読めることも大切です。アルファベットだけでは読み方が伝わらない場合は、カタカナで二段表記にすると分かりやすくなります。
情報を入れすぎないようにする
お客さんが看板を目にするのはほんの一瞬、さらに歩きながら見ているので読み取れる情報量にも限界があります。
ゴチャゴチャとたくさん情報が詰め込まれたデザインでは、本当に伝えたいことが伝わらなくないということです。
お店の名前、料理のジャンル、伝えたいポイントのみを記載し、シンプルな看板に仕上げます。
他店舗の看板に埋もれないデザインにする
他店も集客を図るために様々な看板を設置しているはずです。その中で、見つけてもらうためにはちょっとした工夫が必要です。
周囲の看板と同系色では目立たないので、周囲の看板が白いのであればお店の雰囲気に合わせたカラーを採用してみるのもいいでしょう。
自治体のルールなどによって派手な看板を作成できない場合は、文字の色やデザインを変えることで、目立たせるようにします。
飲食店に看板を設置する上で気をつけること
いざ看板を設置しようとしても、建物の構造や自治体の規定などによって、看板を設置できない場合があります。
注意が必要なポイントについて、確認していきましょう。
看板の種類を考える
看板といっても、建物の壁に設置するもの、独立した柱に設置するもの、路上に設置するものなど種類は様々です。
建物に制限があったり、店先が歩道の場合は設置できる看板の種類が限られる可能性があります。
お店の立地や建物によって条件に違いがあるため、事前に貸主に確認しておくことをおすすめします。
屋外広告物の条例を考慮する
飲食店など、お店の看板設置については『屋外広告物条例』でルールが定められています。この条例は各自治体で制定され、街の景観を壊さないように看板の色や大きさを規定しています。
制作予定の看板が条例の基準を満たしているか必ず確認しておきましょう。また、看板の設置には自治体の許可が必要になります。無許可で看板を設置すると罰せられる可能性があるので注意が必要です。
看板使用料を確認する
使用している物件やテナントによっては、「看板掲出料」や「看板料」という名目で家賃と別に看板使用料がかかる場合があります。
貸主とトラブルになりやすいため、設置できる看板の内容や、設置費用・原状回復費の負担などは、契約時に不動産会社にしっかりと確認しておくことをおすすめします。
道路占用使用許可を取得する必要があり、占用する料金を納めなくてはなりません。
金額は、占用する物の種類、大きさ、地区、国道、都道、県道、市町村道など様々な条件によって異なります。
【計算方法】 単価(円)×占用面積 ㎡(1㎡未満端数切り上げ)=1年間あたりの占用料金(円)
東京都23区内で国土交通省管理の国道の場合 | |||||
種別 | 看板(㎡) | 看板(両面)(㎡) | 足場(㎡) | 日よけ(㎡) | 投光器(本) |
単価 | 24,000円/年 | 16,800円/年 | 2,400円/年 | 2,100円/年 | 2,100円/年 |
都道の占有の場合 | ||||
一級地 | 二級地 | 市 | 町村 | |
看板(㎡) | 34,000円/年 | 17,700円/年 | 8,800円/年 | 3,080円/年 |
足場(㎡) | 29,700円/年 | 17,700円/年 | 8,800円/年 | 3,080円/年 |
日よけ(㎡) | 3,270円/年 | 2,810円/年 | 1,820円/年 | 460円/年 |
このように算出される金額を、建物のオーナーが道路管理者に納める流れとなっています。そのため、看板を設置している入居者側にも負担が生じるというわけです。
まとめ
飲食店の看板は、ただお店の名前が分かればいいというものではありません。
お店が繁盛するかどうか、看板が担う役割も大きいのでしっかりとポイントを押さえて制作・設置していきましょう。
『パックマーケット』では、A型スタンド看板を取り扱っています。用途やお店の雰囲気に合わせてチョーク仕様とマーカー使用を選べるのも良いですね。