コラムCOLUMN

売上アップにつながるテイクアウトの成功事例集

飲食店でしか味わうことができないプロの味を家庭や職場などでゆっくり楽しむ「テイクアウト」というスタイルは、この数年ですっかり私たちの食文化の中に定着しました。

 

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、お店を開けることができず、苦肉の策としてテイクアウトをスタートさせた飲食店も多いかもしれませんが、テイクアウトで大きく成功しているお店も多数存在します。

 

ここではテイクアウトの成功事例を見ていきながら、売り上げアップにつながるポイントを紹介していきたいと思います。

テイクアウトで成功するための大前提はメニュー選び

 

テイクアウトでの集客を成功させるためには、店内飲食での集客とは異なる視点で考えるべきポイントがあります。

 

それは「メニュー選び」です。飲食店ですので、もちろん料理の味を含む品質が最重要視されます。

 

時間が経っても美味しいことは絶対条件ですが、テイクアウトでさらに重要になってくるのはそのメニュー選びです。

 

「気分転換においしいものを食べたい」「自炊は飽きた」などの理由でテイクアウトを利用する人もいるため、家庭では味わえない料理を提供することが重要になってきます。

 

具体的にいうと、

・自宅で作るには手間や時間がかかるもの

・材料やスパイス等が手に入りにくいもの

・調理方法が難しいもの

など、いずれも自分で作ることができない、お店ならではの料理がテイクアウトでは求められています。

 

テイクアウトで成功しているお店の中には、看板商品がテイクアウトに向いていなくても、お客様のご家庭でほんのひと手間加えるだけでお店の味が再現できる商品が大ヒットしているケースもあります。

 

たとえば、

・麺とスープ、具材がセットになったお持ち帰り本格ラーメン

・温めなおすだけでお店の味が楽しめる水炊きセット

・お店の味が家で楽しめる焼肉セット

 

などの成功事例があります。

 

まずは、テイクアウトに採用するメニューをしっかり吟味しましょう。そして、テイクアウトにおいて衛生面もお客様からチェックされていることをいつも頭に入れておきましょう。

 

最大の成功ポイントはPRと容器選び

 

ユーザーの痒いところに手が届くPRが明暗をわける

まずは「テイクアウトをやっている」という情報をより多くのお客様に知っていただく必要があります。

 

そのときに「自分の店は、自身が思うほどお客様に知られてはいないし、興味を持たれていない」という前提に立って、PRを考えましょう。

 

PRといっても、闇雲に予算を投下して宣伝していては赤字になってしまいます。

 

今の時代にあったSNSなどを駆使した、あまり予算をかけないPR方法と、ネットを使用しない店頭での効果的なアピール方法をうまく組み合わせて、自分のお店のテイクアウト内容を知ってもらいましょう。

テイクアウトをやっていることを知ってもらうためにできること

インスタグラム、Facebook、TwitterなどのSNSを駆使する。

・Googleマイビジネス、LINE公式アカウントを利用する

・コストはかかるが、テイクアウト向けのポータルサイトを活用する

・登り旗、看板、チラシ、ポップ、ボード等で通りすがりの方、店内飲食をしてくださったお客様にもPRする

成功事例1

インスタグラムは毎日更新するように徹底し、その日のおすすめテイクアウトメニューを朝10時ごろに必ず投稿した。

 

また、写真だけではなく盛り付けている様子の動画も配信することでお客様が毎日チェックしてくださるようになり、売り上げが伸びた。

成功事例2

Twitterに公式アカウントを作り、「フォロー&リツイート」キャンペーンを実施。

 

公式アカウントをフォローの上、キャンペーンツイートをリツイートすることで応募ができるものとした。

 

非売品のノベルティをプレゼントする内容だったため、フォロワー数も増えた。

成功事例3

お店の前に手書きのボードを設置し、「テイクアウトできます」と通りかかった人に宣伝した。

 

合わせてメニュー名と一緒に美味しそうな写真を添え、限定10食、100%国産牛使用などのおすすめポイントも掲載したところ、足を止めるお役様が増え、注文も増加した。

成功事例4

店頭のボードで「テイクアウトやってます」と紹介。

 

「待ち時間なしでお渡しできます」「事前に予約できます」といった案内も記載した。

 

また、小さなプラスチックケースをボードに取り付け、電話番号、営業時間、定休日、メニュー一覧や予約方法を記載したチラシを入れておいたことで、電話によるテイクアウトの注文が増えた。

成功事例5

通りに面した大きなお店の窓を利用して、一面にテイクアウトの情報を掲載。

 

外を通った方や営業時間外でも見ていただけるよう、料理の写真やイラストなどを使って目立つようにしたところ、テイクアウトをやっていることが認知され、注文が増えた。

足を運んでいただくためにできること

人通りが多く、立地条件がよいお店は一握りです。

 

たとえ立地がよくなくても、お客様に足を運んでいただくためにできることはたくさんあります。

 

最寄り駅や近くのバス停を分かりやすく丁寧に記載する

・車で来店する場合の道や駐車場などを分かりやすく記載する

・SNSなどではお店の位置情報を載せる

・近くに人が集まる公園やレジャー施設などのスポットがある場合はそこから近いことをアピールする

成功事例6

車で取りに来られるお客様が多いことが接客していて分かったので、「駐車場あります」とSNSやホームページでPRし、駐車場の看板も目立つようにしたところ、スムーズに受け渡しができ、テイクアウトのお客様も増えた。

成功事例7

近くに子供向けの公園があるので、「〇〇公園に行く前にお弁当はいかがですか?」や「〇〇公園から歩いてすぐ」という文章をSNSや看板などに書くことで、公園に行く前に立ち寄っていただくお客様が増え、テイクアウトの売り上げも増加した。

成功事例8

最寄り駅からお店までの道をわかりやすく地図で掲載するだけではなく、実際に歩いてみた動画をホームページにアップしたところ、お客様からの問い合わせも減り、スムーズに受け渡しができるため、売り上げもアップした。

美味しさを生かすも殺すも容器次第

「テイクアウト」と店内飲食の決定的な違いは器と食べるタイミングです。

 

最初にお話ししたように、お店でしか食べられないプロの味を提供しても、持ち帰っている途中で中身が混ざってしまったり、漏れたりしてしまっては台無しです。

 

お客様が食べるまで、理想的な状態でキープしてくれる容器を選ぶことは重要です。

 

また、客層やターゲット層に合った容器を選ぶことで、お店のイメージもアップし、口コミやSNSなどで広まることも期待できます

成功事例9

イートインとなるべく同じ状態で提供したいという想いから、容器選びにもこだわった結果、カレーがご飯と混ざらないセパレートタイプを採用した。

 

また、容器のデザインに関しては、お店のロゴを入れ、お店の内装などの雰囲気とあったスタイリッシュなものを選んだので、お客様がSNSに投稿してくださる件数も増え、その結果売り上げがアップした。

成功事例10

容器の見た目も重視しつつ、環境問題も視野に入れてなるべくプラスチックごみが出ないようなパッケージや捨てる際に分別しやすい容器を採用した。

 

オーガニックカフェのイメージと客層にもマッチして、テイクアウトを利用してくださるお客様も増えた。

成功事例11

お客様が温めなおして食べられるように、電子レンジ対応の容器を採用した。

 

容器の品質にもこだわり、液漏れだけではなく、油を使ったメニューでも油漏れがない素材のランチボックスを使ったことで、リピーターも増えた。

容器選びの強い味方『パックマーケット』

 

成功事例にもあったように、テイクアウトにおいて容器選びは重要なポイントです。料理の味を生かすも殺すも容器次第ですし、お店のイメージアップにもつながっています。

 

容器にロゴや店名を入れておけば、他店との差別化にもなりますし、SNSでお客様が投稿した際に宣伝にもなります。

 

とはいえ、容器にもコストがかかるので、容器選びは慎重に行いたいもの。そこで強い味方になってくれるのが『パックマーケット』。

 

パックマーケット』は、業界トップクラスの品揃えで、テイクアウト容器をはじめ業務用包材資材・消耗品などが、豊富に揃う通販サイトです。

料理に適した容器を探すためにまずはサンプルでチェック

7,000種類以上の対象商品から15種類まで無料でサンプルを試すことができます。

 

他店と差別化ができるおしゃれな容器をはじめ、さまざまな料理にぴったりな容器が多数揃っています。

 

レジ袋やカトラリー類のサンプルも用意されているので、テイクアウトに関わるアイテムをトータルで探すことができます。

小ロット注文もできるのでお試し導入も可能

小ロットでも注文できるので、まずはお試しで使ってみることもできます。

 

小ロットで購入できるので、期間限定メニューや特別メニューなど臨機応変に対応できます。

名入れ・ロゴ入れ容器やロゴシールなども対応

他店と差別化できるロゴ入りのパッケージや、お店のコンセプトをアピールできるシールの作成もできるので、SNS映えする容器で提供することが可能です。

まとめ

 

テイクアウトもやり方やPR方法を工夫することで、売り上げを伸ばす可能性がまだまだあります。

 

いろんなお店の成功事例をご紹介してきましたが、きっと皆さんの飲食店でも導入できるものがあるはずです。

 

予算をかけなくてもできることから、まずは始めてみませんか?